思い

2005年07月31日


私が、中学3年生のとき、2人の先輩が、赤と黒のVWタイプ1カプリオレに、ポルシェウィングを付けて乗っていた。
2台のVWは、いつも、一緒で、幌をたたみオープンカーにして、独特のエンジン音を響かせていた。いまでも、その光景が思い浮かぶ。
私も、いつか、VWに乗りたい。私の思いは、ここから始まった。
VWに乗りたいという思いは、薄れることなく、時は流れた。しかし、時代と共にVWの台数は減少し、なかなか程度の良いVWが見つからない。欲しいけれど、壊れる、暑い、寒い、メンテナンスできないなどと考えると、購入までは踏み切れなかった。
実際、VWに乗りたい思いは強いけれど、周囲で乗る人もなく、たまに、観光地に行く途中で擦れ違うだけ、後は、雑誌を見て思いを募らせるだけだった。
しかし、2003年10月に西湖で開催したキャンプミーティングに参加させて頂き、思いは急速に発展した。そのキャンプミーティングの中に、VWタイプ2が2台参加しており、そのオーナーの方より、VWについて、いろいろとアドバイスして頂けたのだ。
私の頭の隅にあった心配は、その後、どこかに飛んでいた。 
 



トップへ
戻る